はじめに:「とりあえず押さえておきました」が、無駄を生んでいませんか?
「来週のA社との打ち合わせ、大会議室が空いてるか分からないから、とりあえずホワイトボードに名前を書いておこう」。多くのオフィスで日常的に見られるこの光景。しかし、このようなアナログな管理方法は、ダブルブッキングや空予約(カラ予約)といった、小さな、しかし確実な非効率の温床となっています。
アナログな設備管理が引き起こす、3つの“もったいない”
- 時間の“もったいない”:会議室やプロジェクターが空いているか、わざわざ見に行ったり、総務担当者に電話で確認したりする手間が発生します。
- 機会の“もったいない”:とりあえず押さえられたまま、実際には使われていない「空予約」のせいで、本当にその設備を使いたい人が利用できず、ビジネスの機会を逃します。
- 資産の“もったいない”:「いつも会議室が埋まっている」という感覚だけで、安易に新しい会議室を借りたり、備品を追加購入したりといった、不要なコストを発生させかねません。
解決策:Googleカレンダーで、会社の資産を“予約できるカレンダー”にする
Google Workspaceには、こうした問題を解決するため、会議室やプロジェクター、社用車といった会社の共有資産を「リソース」として登録し、カレンダー上で予約・管理する機能が標準で備わっています。(※この初期設定は、Google Workspaceの管理者権限が必要です。)
- 【管理者がやること】会社の資産をカレンダーに登録
管理者は、管理コンソールから「ディレクトリ」→「ビルディングとリソース」へと進み、社内の会議室や備品を「リソース」として登録します。これにより、それぞれの資産が、個人のカレンダーと同じように、独自のカレンダーを持つようになります。 - 【社員がやること】会議の招待に「会議室」を追加するだけ
社員は、Googleカレンダーで新しい予定を作成する際、参加メンバーを招待するのと同じように、「会議室」タブから使いたい会議室を追加します。空いている会議室だけが表示されるため、ダブルブッキングは原理的に起こりません。 - 【全員がメリットを享受】いつでも、どこからでも空き状況がわかる
予約が完了すると、その会議室のカレンダーに予定が自動で登録されます。社員は誰でも、いつでもPCやスマホから各会議室の空き状況を一目で確認できるため、「会議室、空いてる?」という不毛な確認作業は、社内から一掃されます。
まとめ:小さな改善が、大きな文化を創る
設備予約のスマート化は、単なる業務効率化に留まりません。それは、会社の資産を全員で大切に、かつ効率的に使おうという文化を育む、重要な一歩です。「うちの会社でも、この機能を使えるようにしたい」と思われた経営者様、管理者様は、ぜひ私たちにご相談ください。
私たちセイユーネットワークシステムは、リソースの登録といった管理者設定の代行から、社員の皆様がスムーズに活用できるようになるための、分かりやすいマニュアル作成や勉強会の実施まで、責任を持ってサポートいたします。

