そのイライラ、会社にとって「損失」です
先日参加した経営者団体の研修で、講師の方に言われた言葉が心に刺さりました。「リーダーの不機嫌は、最大のコストである」。
リーダーが不機嫌だと、社員は萎縮し、報告が遅れ、新しいアイデアも出なくなります。これは、どんなに高価なシステムを入れるよりも大きな損失です。部下の言動にイラッとした時、即座に反応するのではなく、心の中で「一時停止ボタン」を押す。まずは自分の感情をマネジメントすることが、チーム作りの第一歩です。
「ドリル」ではなく「穴」を売れ
指示出しも同じです。「この入力やっておいて」と作業(ドリル)だけを伝えていませんか?人は意味のない作業を嫌います。「このデータがあれば、来月の戦略が立てられる(穴)」という目的を伝えること。抽象的な理念と具体的な行動を言葉で繋ぐ「翻訳力」がリーダーには求められます。
人を責めずに「環境」を設計する
そして最後に、「環境設計型マネジメント」。ミスが起きた時、「気合が足りない」と人を責めるのではなく、「ミスが起きようがない仕組み(環境)」をどう作るか。ここでこそ、ITの出番です。ITは単なる効率化ツールではなく、人が自然と正しく動けるようにするための、愛のある「環境設計」の道具なのです。

